心地よい住まい02心地よい自然
人は、「視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚(皮膚感覚)」の五感によって心地よさを感じます。
家づくりおいても、五感を意識することがとても大切です。
心地よい光
太陽の光
家づくりをしていると、太陽の光の大切さを感じる機会が多くあります。
上棟直後の建物には間仕切り壁が無く、北側の奥の部屋に居ても明るさを感じます。
工事が進むにつれて、段々と影ができていきます。
日中の居場所を考えて、窓の大きさや配置、
取付高さを設計することがとても重要になってきます。
TVやPCの画面への映り込み、読書や書き物をする為の明るさ…
光の強さによって、視覚からの感じ方が変わり、不快に思うこともあります。
照明の光
照明の光には、2つの役割があります。暗い場所を見えるようにする事と、安らぎを与える事です。部屋の用途や時間によって、明るさを変える必要があります。照明の取付位置や光の強さ・色を設計することで、心地よさを感じられます。
心地よい緑
ガーデニング・観葉植物・借景
「家」と「庭」をあわせて「家庭」になる。建物は庭があってこそ活きてきます。庭があれば、植物も欲しくなります。緑は目にも優しく、空気を綺麗にしてくれます。
狭小地で庭が作れない場合においては、窓の先の景色を借りるのも良いです。
日常に緑があることで、無意識に心地よさを感じられるようになります。
心地よい日だまり
日差し
寒い冬には、太陽の暖かさを肌で感じます。
冬の日差しはストーブ数台分にも匹敵すると言われます。
自然な暖かさを感じられる上に、経済的です。私たちは、冬の日差しをいかに採り入れるかを考え、窓の大きさや配置、軒の長さを設計します。
逆に、夏の日差しは家の中を熱くしてしまいます。
四季のある日本の特性を考え設計することで、快適な空間が生み出されます。
心地よい風
風
地域工務店だからこそ、その地域の風の特徴をよく知っています。
風向きは時間によっても変わってきます。
風の抜け方を考え、窓を配置し、室内の扉の位置も決めていきます。時には、室内に窓を設けることもあります。
屋内では温度差によって風を起こすこともできるので、窓の配置はとても重要です。風は、室温を調整するだけでなく、四季を感じられる香りも運んできてくれます。